Tito Allegrettoさん御来店!
こんにちは。
三連休はいかがでしたか?
例年より早く梅雨明けもして、絶好の行楽日和だったのではないでしょうか??
さて、三連休の一日目、イタリアからとっても素敵な方が御来店下さいました。
Tito Allegretto【ティート・アッレグレット】さんと、可愛らしい娘さんのお二人。
ティートさんは、ナポリのロンドンハウス(現ルビナッチ)でVMD(店頭の内装コーディネートやディスプレイづくり)を長年手掛けた凄腕。
今ではピッティで、出店ブースのVMDも手掛けているとか。
ティートさんがデザインしたウェア類が、日本でも展開を開始するとのことで、この日は展示会場のVMDを作り直しに行く途中、わざわざ御来店下さいました。
やはりコダワリ方も半端ではないですね。
で、私はすかさずファッションチェック(笑)。
この日は休日という事も有り、コットンリネンのジャケット、2プリーツのゆったりしたパンツにサンダルというリラックスした合わせ。
夏場のリラックススタイルには、足下はサンダルが一番とのこと。
かっこ良いですね〜。
白リネンジャケットにシャンブレーシャツの合わせも勉強になります。
プリーツを入れてヒップ・ワタリをゆったり目にしておきながら、裾に向けて急激にテーパードをかけるパンツのシルエット、かなり気になります。。
しかし最も気になったのは、見るからに柔らかそうなジャケット。
肩をわざとドロップさせ、ゆったりとした余裕のあるシルエットに、クタッとしたいかにも柔らかそうな雰囲気。
色々探るとその理由を明かしてくれました。
「僕は、ジャケットを買ったらすぐに洗濯機で洗ってしまうんだよ。それから自分でアイロンをかけるんだ。」
と驚きの回答が!!
ジャケットを洗うって、生地が縮んだり、芯材が駄目になったりしてしまうじゃないですか!?
「気にしないね。このジャケットも最初はとても硬かったんだけど、洗って柔らかくしたんだ。僕は柔らかいジャケットが好きなんだよ。最初に洗ったときに袖口が切れて、ほつれてしまったけど、袖口がほつれたくらいが自分の物になった感じがして調度良いね。」
マジですか〜。
まさか洗っていたとは。。
予想外です。
有名な海外ストリートスナップサイトThe Sartorialist【サルトリアリスト】にも、時折、袖口が破れていかにもクタッとした柔らかそうなスーツを着ている方がいらっしゃいますが、そういう事だったんですね。
ジャケットを洗うって、日本人にはあまり無い発想ですよね。
そういえばフレスコ生地で仕立てたスーツ、ちょっと硬めに感じる事があったな。
洗ってみようかな(←影響されやす過ぎ)。
いや、やっぱりマシンメイドの物では硬さが残るから、やるならハンド工程が多く入ったサルト物が良いか。。
新鮮で面白い発見でした。
Sharonでもティートさんの服を展開予定。
お楽しみに。
それではまた!!
檀崎