Sharon シャロン

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今回は、Sartoria SharonのNew Model 、03をご紹介させて頂きます。

昔のクラシックスーツの雰囲気を現代的にアップデートした今回の新作。

まだ、試作段階の仮縫いではございますが、全体のシルエットや雰囲気を見ていただけるかと思います。

今までのSartoria Sharon01、02Modelとは違う特徴をいくつか紹介させて頂きます。

まずはジャケットの紹介から。

① 肩幅

肩幅を少し広めに取る事で、タイトな印象を無くし、首から肩先にかけて自然な傾斜にしています。袖山のボリュームも減らし、肩から自然と袖が落ちるイメージにしました。

②サイドダーツ

01同様フロントダーツを省き、サイドダーツのみ採用。

ダーツの分量を少なくし、ゆとりのあるリラックスしたシルエットにしました。

④着丈

通常よりも着丈を長くし、横から見たときの前と後ろの差寸を減らし、ジャケットの裾が水平に見えるように設定しています。

今回はノーベントを採用。

身幅も広めに取っているので、ノーベントでもストレスなく着れます。

続いてパンツ。

①腰回り

２タックを採用。股上を深めにし、腰回りにゆとりを確保することで着用時のストレスを軽減しました。

②裾幅

裾幅を21cmに設定し、全体的に太いシルエットする事でジャケットとの相性をよくしました。

今回はグレンチェックの強撚素材を使いました。ハリコシがあり、03のシルエットを綺麗に見せていると思います。

同じような生地感や、ウールギャバジン、キャバルリーツイルなど、ハリのある生地が特にオススメです。

今回の仮縫いは仕上げに入るまでの間、しばらく店頭に出しております。

お越しの際は是非、一度ご覧下さいませ。