2018 3月

Sharon Staff

2018S/S ENRICO MANDELLI【エンリコ・マンデッリ】入荷

こんにちは。

 

本日は、入荷致しました、ENRICO MANDELLI【エンリコ・マンデッリ】の2018S/Sのお品物をご紹介させて頂きます。

 

先ずは、ナイロンPコート。

しっかりとしたナイロン素材を使用しており、スプリングコートとしては勿論、梅雨シーズンのレインコート、そして秋口もお召し頂けます。

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また、スーツやジャケットのアウターとしてもお召し頂けるサイズ感ですので、大変重宝するかと存じます。

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こちらは、美しく滑らかなスウェード素材を使用したサファリブルゾンは、シャツ1枚の上にさらりと羽織る、ジャケットの様な感覚でお召し頂けます。

秋口はニットの上にお召し頂くだけで様になる秀逸なお品物。

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色違いにて、ダークブラウンもご用意させて頂いております。

写真右下のお品物はTRICASE【トリカーゼ】というミラノの新規ブランドです。

Loro Piana社の強撚糸の2plyカシミア100%の生地を使用しております。

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カシミア100%では御座いますが、カノコ素材の様なドライタッチの中になめらかさを兼ね備えた、非常に魅力的な生地でございます。

そして、TRICASE【トリカーゼ】からは半袖のTシャツもご用意させて頂いております。

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弊社にて、初展開のENRICO MANDELLI【エンリコ・マンデッリ】のデニム。

大変素晴らしい生地を使用しており、モダンな雰囲気でお召し頂けるシルエットに仕上がっております。

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ホワイトは爽やかな素材感のある生地を使用しており、インディゴは柔らかなコットン素材を使用しております。

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ブログを書いている間に、多くのお客様にお気に召して頂き、既にご用意が少なくなってしまっております。

気になる方は、在庫状況をお問合せの上、ご来店頂ければ幸いです。

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これから、引き続き、春夏商品の入荷がございます。

お近くにお越しの際には、お気軽にお立ち寄り下さいませ。

 

 

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何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

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牧野

Sartoria Solito TRUNK SHOW 2

こんにちは。

 

本日は、3月4日(日)まで開催しております、Sartoria SolitoのTRUNK SHOWにてご用意させて頂きました生地をご紹介させて頂きます。

 

それでは早速。

こちらは、Taylor & Lodge社のモヘアウール生地。

Kid Mohair 60%×Super 120,s Wool 40% の素材を使用しております。色はミッドナイトネイビー。

春夏シーズンにぴったりな軽めのスーツ生地です。

モヘア素材は、ハリコシがあり、美しい光沢をお楽しみ頂けます。

また、生地表面がひんやりとしており、春夏シーズンには心地良くお召し頂けるかと存じます。

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写真は、ブラウンのスーツでございますが、ウールモヘアの生地を使用しております。

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今回も豊富に生地をご用意させて頂いております。

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こちらはTaylor & Lodge社のネイビーグレンチェックのスーツ生地。

最高峰として名高いLumb’s Golden Baleの糸を使用しております。

しっかりとコシがあり、表面は非常になめらかな生地です。

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色違いにてグレーもご用意させて頂いております。

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こちらも同じく、Taylor & Lodge社のLumb’s Golden Bale。

チャコールグレーの様な色味です。

経糸、緯糸の色を変える事により、霜降りの様な風合いが美しい生地です。

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こちらも同じく、Taylor & Lodge社のLumb’s Golden Bale。

ベーシックなネイビー無地。同じ糸を使用しておりますが、グレーより光沢がございます。

また、写真よりやや濃いめのネイビーもご用意させて頂いております。

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こちらは、SCABALの梳毛生地。色は、ダークブラウン。

梳毛生地ではございますが、密に打ち込まれており、しっかりとした生地です。

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そして、最後にミラノの生地屋さんで買い付けた、80年代ゼニアのヴィンテージ。

この細やかなストライプ柄は現在では少なく、トロフェオとは思えない程、目が詰まっており、しっかりとした生地です。

チョークストライプのかすれ具合が堪らない雰囲気を醸し出します。

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ヴィンテージ生地で仕立てた洋服。

きっと、掛け替えのない1着に・・・。

 

 

 

<SARTORIA SOLITO>TRUNK SHOW
・開催日程:3月2日(金)~3月4日(日)3日間
・開催場所:Sharon 2F
・開催時間:10:00~20:00(最終受付19:00まで)
・ルイジ・ソリート氏本人による直接採寸
・事前予約制
 
当日は混雑が予想される為、ご予約制とさせて頂いております。
ご希望の際には御来店日時をメールもしくはお電話にてお知らせ下さいませ。
 
*詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。

 

Sartoria Solito【サルトリア・ソリート】
ジェンナーロ・ソリート氏は、時代のスター達に認められる程の名サルトであった父親から仕立てを学び、17歳というナポリでも異例の早さで独立、20歳の若さでアトリエを創業したサルト・フィニート。
現在ではナポリの4大サルトの一角として知られ、世界中に有名顧客を持ち、今や世界各国を飛び回る程、国内外で高い評価を得ています。
丁寧に時間を掛けて作られるソリートの仕立ては、端正で力強さを感じるドレープライン。
また、名声を得たにも関わらず大風呂敷を広げない奥ゆかしい人間性には、世界中の顧客を魅了します。
牧野

Sartoria Solito TRUNK SHOW

こんにちは。

 

明日3/2(金)から3/4(日)の3日間、Sartoria Solito【サルトリア・ソリート】のオーダー会を行います。

まずはプロフィールから。

Sartoria Solito【サルトリア・ソリート】

ジェンナーロ・ソリート氏は、時代のスターたちに認められる程の名サルトであった父親から仕立を学び、17歳というナポリでも異例の早さで独立、20才の若さでアトリエを創業したサルト・フィニート。

ナポリの4大サルトの一角として知られています。

現在は息子のルイジ・ソリート氏と共にサルトを切り盛りし、世界各国を飛び回る程、国内外で高い評価を得ています。

端正で力強さを感じるドレープラインとベーシックなディテールの見た目に反し、仕立ては非常に軽やか。

また、名声を得たのにも関わらず大風呂敷を広げない奥ゆかしい人間性には、世界中の顧客を魅了します。

 

今回もイタリアより、スペシャルバンチを持ってきてくれました。

伊ロロ・ピアーナと英フォックスです。

中でも、「これは」というものをルイジさんに選んで頂きました。

ロロ・ピアーナはシーズン的にも夏物をご用意。

シーズン限定のスペシャル板バンです。

 

まずはジャケット生地。

ウール・シルク・リネンの涼感漂う生地をピックアップして下さいました。

軽やかな生地感ですので、ソリートの仕立てにも相性抜群です。

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上の生地の中から、一部サックスのシャツと合わせて綺麗な物をピックアップ。

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2パッチヴァルカポケットでイタリアンスタイルのジャケットを仕立てても、カジュアル感の強い3パッチポケットにしてソリートのハウススタイルで仕立ててもカッコいいですね。

 

グリーンヘリンボーン

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白のコットンパンツや、デニムと合わせても良さそうです。

ヘリンボーンはクタッとしてきてからがカッコイイ生地。

 

続いてスーツ生地です。

グレンチェック

ウールトロピカルのグレンチェック。

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切りポケ・シングルステッチでシンプルなドレスウェアに仕上げれば、非常に上品な一着になります。

 

こちらはスーパー150’sのドレッシーな生地。

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こちらもシングルステッチ・切りポケで仕上げる事をお勧めします。

 

ハウンドトゥース

ウール・シルク・リネンの三者混でシャリ感のある生地。

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単ジャケでも良さそうです。

ジャケットをあえてダブルステッチ・パッチポケットにしてスーツで仕立てれば、上下バラして使えて雰囲気も出ます。

 

こちらも三者混。

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カジュアル感のある素材感ですので、ソリートのハウススタイルでもある、スリーパッチポケットで仕立てるのも良いですね。

こちらも上下バラして使えば相当便利に使えるスーツに仕上がると思います。

 

ロロが長くなりましたが、フォックスの日本未展開生地のほか、春夏では定番のフレスコもご用意。

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この他にも沢山の生地をご用意しています。

特にロロの生地は無くなり次第終了、以後手に入らなくなりますので、気になる場合はお早めに。

仕立て服の場合9割が生地選びで決まると言われる程、生地の重要性は本当に計り知れませんので。。

 

ところで、イタリアの高級筆記具メーカーDELTA【デルタ】社が倒産してしまいました。

服好きの方にとって靴・時計・高級筆記具はマストなので、ご存知の方も多いはず。

南イタリアの職人気質漂うブランドで、個人的にも好きで愛用しておりましたので、非常に悲しい出来事です。

1982年創業で筆記具メーカーとしては新しい企業だとは思いますが、シルバー加工したパーツや、特殊レジンを使用したりと、こだわりを感じる作りにビスポークの世界(特にナポリ物)と相通ずるものを感じていただけに、残念でなりません。

 

一説には、職人不足が原因だとも言われており、どこの業界も一緒なんだなと。

テーラーの世界も同じ、職人の高齢化と、若手の人材不足は常に問題視されます。

いつどうなるか分からない危うさを秘めています。

 

有名・無名は関係なく、病気や事業の良し悪し、ましてや弟子や下職との関係性のずれ等でも直ぐにクオリティは保てなくなります。

自分の腕で勝負するとはあまりにリスクの高すぎる、本当に大変な世界です。

我々にできる事は、この職人による文化を風化させず、保ち続け、後世に伝えること。

他国のものであろうと、好きなのであれば歴史ある伝統的なものはやはり後世に残すべきです。

 

素晴らしいサルトリアと一緒に仕事ができる事を誇りに思いつつ、今が一生続くわけではないという事を再確認した出来事でした。

10年着られる(実際に15年程着ているお客様もいらっしゃる)、思い出を詰め込める一着を仕立ててみるのは如何でしょう?

きっと10年後に流行などに左右されず、変わらぬスタイルで着用出来ることに驚くはずです。

 

檀崎

Sharon Staff / シャロン スタッフ
シャロンスタッフのブログです。日々のリアルな情報や出来事をご紹介します。

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