生地、入荷してます
こんにちは。
いつもブログをご覧いただき有難うございます。
イル・クアドリフォーリオのトランクショーにお越しいただいた皆様にも重ねて御礼申し上げます。
私も現在、久内さんに1足製作をお願いしており、次回のトランクショーの時期に仕上がる予定なので、今からとても楽しみです。
仮靴を履いた時の、自分の足に合った靴を履く感動は忘れられません。
本日は、サルトリア・ナオイ、サルトリア・シャロンのトランクショーに向けて生地が入荷してきておりますので、ご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、グレーの無地系です。
グレーというと地味に感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、生地の色味や質感、コーディネートによって、落ち着気のあるエレガンスを演出できるのまたグレーという色の特徴です。
グレーとベージュコーディネートは、落ち着いたグレースーツに季節感と華やかさを加える効果があるのでオススメです。
まず上記の写真で使っている生地が、こちら。
ウィリアム・ハルステッドのモヘヤツイルです。
ウール100%のものよりもハリがあり、とても仕立て映えする生地です。目付があるのでオールシーズンお召しいただけます。
また、モヘヤという素材自体が、世界的な需要の減少、それに伴う大手紡績工場の閉鎖等があり、今後モヘヤ混の素材自体の希少性が高まり、価格が高騰する可能性もございます。
よりやわらかい風合いや手触りの生地の方が世界的には人気があるのかもしれませんが、やはりモヘヤ独特の清涼感や防シワなどの機能性はとても魅力的です。
続いては、こちら。
ドーメルのシック。
ミディアムグレーのシャークスキンです。
Super表記はございませんが、触ってわかる素材の良さがございます。
グレーの生地で初めてお仕立てされる方には、迷わずこれ、というくらい安心・安定感のある生地です。
続いては、こちら。
国産生地のピンヘッド。
目付が少しございますので、夏以外のスリーシーズンお召しいただけます。
こちらは、国産という事で、お見立て頂きやすい価格というのもポイントですが、生地自体の品質もSuper160sの3PLYという、なかなか珍しい生地です。
触った時の風合いに驚きます。
色味は少し濃いので、茶系のネクタイや、グレー系のネクタイでモノトーンでお召しいただくのもおススメです。
最後は、こちら。
夏のスーツ生地といえば、フレスコ。
フレスコという言葉を生地の一般名称のように使ってしまいますが、実はマーチンソンの商標で、こちらは本家のマーチンソンの生地です。
フレスコ生地で、ダークグレーというとても渋さを感じる生地です。通気性、防シワ性、耐久性は折り紙付きです。
如何だったでしょうか。
また、次回ジャケット生地等もご紹介して参ります。
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萱場
なで肩に憧れて
こんにちは。
Sartoria Sharon【サルトリア・シャロン】の新型The collection 01(以下ゼロワン)。ご好評いただき誠に有難うございます。
弊社がこれまでに様々なスーツを取り扱ってきた経験を生かし、より多くのお客様にシーンを選ばずにお召し頂けるスーツをご提案出来るよう試行錯誤を重ね、新型のゼロワンが完成いたしました。
本日は少しでも違いが伝わればと思い、このゼロワンと以前のモデルを比べてみたいと思います。
まず全体です。
1枚目が変更前のサンプル
2枚目がゼロワンのサンプルです
ゼロワンの方が全体的な柔らかさが増していませんか。
実際の物をご覧いただくともっと違います!この伝わらないもどかしさ。。。
芯材も試行錯誤の上、変更しており、実際にお手にとっていただくと芯の違いも感じていただけるので、是非店頭でも見比べていただきたいです。
次に各部分を、見ていきます。
肩周り
肩傾斜をつけ、ノボリも高くなっています。
実際に着ていただくと、この効果が撫で肩のラインとして表れます。
私自身は少しイカリ肩なので、なで肩に憧れています。
なぜかと言うと、なで肩の方が洋服を着た時にバランスが良く柔らかさがあってより美しいと思うんです。
なんでも撫で肩に見えれば良いと言うわけでもないですが、ゼロワンの場合は、肩幅を広め設定してあるので肩の傾斜、肩幅、お顔とのバランスが非常に良いと思います。
私も上記のサンプルを着て見ましたが、なんと、怒り肩の人間の肩が、なで肩に見えました!
着心地もとても優しい感じで、着た時に首から肩にふわっと乗る感じと言いましょうか。可動域も確保されていて、体を攻められている感が一切無いです。(サイズが少しゆったりめということもあります)
タイトかどうかというより上衿から肩に掛けてストレスを感じるジャケットやスーツってありませんか。私はその感覚を攻められていると感じます(笑)
なで肩、なで肩うるさくて申し訳ありません。。。
ただ、そういった自分のコンプレックスを解消してくれるスーツってありそうでなかなか無いと思うんです。
ゼロワンは、柔らかさとカチッと感のバランスを追求しているので、どんなシーンでもお召しいただける柔らかく着心地の良いスーツだと思います。
どんなシーンでもというのは、冠婚葬祭から、オフィシャルな会合等、はたまた宮内庁主催の催しでもお召し頂けます。(ドレスコードが明確にある場合は別ですが・・・)
どんなシーンでも着れて、柔らかく着心地が良くて、自分のコンプレックスを解消してくれて見た目がカッコ良い。。。私にとってゼロワンはそんなスーツです。
皆様もご自身に問いかけてみて下さい。「どんなシーンでも着れて、柔らかく着心地が良くて、自分のコンプレックスを解消してくれて見た目がカッコ良いスーツ」。もしそのようなスーツがワードローブに見つからない場合は、迷わずお越し下さいませ。
話が、飛びました!次は袖です。
袖のイセ量もゼロワンの方がより少なくしており肩から袖にかけてよりすっきりとした印象に。着心地の良さを確保したまま、より自然なショルダーラインを実現しております。
胸ポケット
ゼロワンの胸ポケットは口幅を狭くし、位置自体を少し下げております。
胸ポケットというのは、スーツを見た時に比較的目のいく場所だと思います。その位置が下がる事で、全体のバランスがより美しく見えます。
なぜかというととても難しいのですが、私が考えるにどの部分も悪目立ちしないからだと思います。
どこかが目に入るという事は、そこが目立っていたり、何か特徴があったりするからだと思いますが、ゼロワンの場合、そのような部分的な特徴というものを極力排除し、全体としてのバランスの良さを重視しております。
袖、フロントカット
イセ量が多く、より 前に振られていた袖をゼロワンではより前への振りを抑え、イセ量も少なくする事でスッキリとした印象になっております。
イセ量を少なくすると可動域が少なくなるのでは?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。袖の幅自体は、肘から袖口にかけて少し広げており、加えて肩幅を広めに設定しているので、私は試着した時に動きにくいとは感じませんでした。
またフロントの前下がりをよりつける事で、スーツで着た時により、落ち着いた印象を与えます。
このようにゼロワンと以前のサンプルとを比べると違いがわかりやすいと思ったのですが、いかがですか。
このようなパターンの違いなどは少々分かりづらいと思うのですが、極論を申しますと、ゼロワンを見て、着ていただいて「格好良い!軽くて着心地が良い!」と皆様に思っていただければ何よりです。その為の新型です。
皆様、是非ゼロワンを体感下さいませ。
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萱場
四季と共に
こんにちは。
本日の東京は、風も強く、寒さが一層際立っています。
気温が低いと中々春夏物の気分にもなりづらい、、、そんな本日はオールシーズンお召し頂ける生地をご紹介致します。
STAND EVEN【スタンド・イーブン】PARK LANE【パークレーン】とDRAPERS【ドラッパーズ】ARRIVAL【アライバル】です。
パークレーンが目付290g、アライバルが260g、どちらも一年中お召しいただけます。
スーパ−120の原毛を贅沢に100%使用したパークレーン、しっとりとした肌触りの中に、経緯双糸使いの重厚感が感じられます。
アライバルは色柄が秀逸で、角が無いまろやかな色味が特徴的です。
二つの生地見本にあるヘリンボーンの柄で比べると良く分かるのですが、アライバルは織り柄の凹凸が少なく滑らかで、適度な光沢があります。目付の違いもございますが、色や柄に現われるメーカーやお国柄の違いというのも面白いですね。
STAND EVEN【スタンド・イーブン】PARK LANE【パークレーン】
DRAPERS【ドラッパーズ】ARRIVAL【アライバル】
因みにパークレーンは、ロンドンにあるハイドパークという公園と高級ホテル街に挟まれた通りの名前です。公園の季節を感じさせる解放的なイメージとホテル街のラグジュアリーなイメージ。
名前のつけ方が洒落てます。。。
一方アライバルは、文字通り到着という意味。?という感じがしましたが、ARRIVALには、到来という意味があるので、季節を問わずこの生地で仕立てたスーツをお召し頂き、折々の四季の到来をお楽しみいただけるという解釈を勝手に致しました!
どちらもシーズン問わずオススメの生地です。
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