Alfonso Sirica【アルフォンソ・シリカ】
こんにちは。
今期の未入荷分のAlfonso Sirica【アルフォンソ・シリカ】が入荷してきました。
今期は厳選に厳選した生地選び。
ジャケット1型、スーツ1型だけですが、これで今期は完納。
それでは早速。
Alfonso Sirica【アルフォンソ・シリカ】WOOL TWILL 3B SUIT
毎シーズンほぼ入荷し、シーズン終わりには大体無くなっているネイビーツイル。
260gぐらいの軽めの目付ですので、真冬を除いた3シーズンは着用できる使い勝手の良さがあります。
襟のステッチはあえてダブルステッチにして、ナポリのカジュアル感を出しています。
上下バラで着ることを想定していますね。
下をスラックスにしても着れる万能さを狙っています。
ちなみに、襟のステッチは綺麗に見えるように別注。
街を歩いていても誰も気づかないと思いますが、知ってる人だけには分かる仕様です(笑。
ハリとコシのあるツイル生地。
ツイルゆえに適度に強度がありますので、膝の出っ張りなどの型崩れには強いです。
必然的に長く着れますので愛着も湧いてきます。
費用対効果は高めだと思いますが、いかがでしょう。
しかも、多少の体型変化でしたら、問題なく補正出来るのがサルト物の良いところです。
パンツはここ最近続けている、1プリーツのアウトタック。
股上は浅めですが、それがシリカのハウススタイル。
スーツは恰幅の良い方が断然カッコ良く見えますので、特にお腹周りにお悩みをお持ちの方にとっては収まりが良いと評判です。
そして定番のパンチェリーナ仕上げ。
苦手な方はジップフライに変更も出来ますので、ご相談下さい。
続いてジャケット。
Alfonso Sirica【アルフォンソ・シリカ】WOOL×MOHAIR 3B JACKET
ハリ感のあるモヘア混生地を使用したジャケット。
薄めのブラウンですが、光の加減によってはグレーに見える、落ち着きのある色味が特徴。
ウールパンツと合わせればドレス感が出て、とても綺麗なスタイルになります。
夏場はネクタイを外す事も多いですが、ジャケットの素材によってはカジュアル感が強く出てしまいます。
こういったハリのあるジャケットを羽織ると、タイがなくともエレガントに見えますね。
ウール73%・モヘア27%の混率で、恐らく300gくらいの生地。
適度に強度があり、さらっとした生地感を楽しむにはうってつけの生地なのではないでしょうか。
立体感のある襟周り。
綺麗なロール感を出すために、弊社で独自に別注を施しています。
ハリのある生地ゆえに、さらに手縫いならではの立体的な雰囲気が出ているのが分かると思います。
小さめのフラワーホールに、小さめのヴァルカポケット。
ポケットは襟で隠れてしまっていますが、特徴的なサイズです。
チーフを入れる方は工夫が必要かもしれません。
我々はあまりしませんが。。。
フラワーホールも良い意味でハンド感のある、小さめのもの。
様々あるハンドホールの中でも、特徴的な穴かがりですね。
最後にディスプレイ。
JACKET/Alfonso Sirica【アルフォンソ・シリカ】Wool×Mohair 3B Jacket
SHIRT/MOTESARO【モンテサーロ 】 DJA Cotton×Linen STRIPE SHIRTS
Col.BROWN
TIE/Giusto Bespoke【ジュスト・ビスポーク】 Silk Linen FLOWER KOMON TIE Col.BEIGE
PANTS/Le Spade【レ・スパーデ】 1Pleats WOOL PANTS Col.M.GRAY
それでは良い週末を。
檀崎
LUCA AVITABILE IN STORE NOW
こんにちは。
GWの最終日、ゆっくりされている方も多いのではないでしょうか。
店頭ではGW中に盛夏物の入荷があり、早くもサイズが欠け始めたブランドがあります。
2017年F/Wより新しく取扱を開始したナポリのカミチェリア、LUCA AVITAVILE【ルカ・アヴィタービレ】です。
それでは入荷してきたものを少しだけご紹介致します。
フライデーポロ
左から白・ネイビー・サックスブルー・ブラウンの4色
今季から初展開となるロングスリーブのポロシャツを2型ご用意致しました。
スキッパーとボタンフライの2型、色もそれぞれ4色での展開。
日本ではあまり馴染みのない長袖のポロシャツですが、イタリアを始め、ヨーロッパではどのお店でも必ず置いてある程の定番アイテムです。
週末のスーツやジャケットのインナーとしては適度なカジュアル感で、使い勝手が良いことからフライデーポロとも呼ばれています。
欧州の著者のドレススタイルを指南する様な本では、必ずと言っていいほど出てくるアイテムでもあります。
まずはスキッパーから。
身長168センチ・体重60キロ Sサイズ着用
スリットが入った開衿タイプの襟型。
とてもリラックスしたカジュアルな印象を与えます。
全体のバランスは、ス・ミズーラをベースに日本人向けに調整。
日本では馴染まなかった理由の一つとして、「クラシカルすぎて野暮ったくなる」というのがありますが、スッキリとした印象に仕上がりました。
シルエットがスッキリとしているので、着丈を出して着ても良い印象です。
着丈は、パンツインして着れる様に、実際はもう少し長めの設定。
写真では見栄えの関係上着丈を調整していますが、裾にはスリットが入りますので、出して着た際には軽快な印象になります。
続いて、オーソドックスなボタンタイプ。
身長168センチ・体重60キロ Sサイズ着用
襟は、ジャケットのインナーを想定して、カラーステイも入る様になっています。
タックアウトしても、スッキリとした印象。
こちらも撮影の関係上、裾を折り曲げてしまっていますが、実際はシャツテールです。
ジャケットを着てみると、
襟が潰れず、綺麗なロール感が出ます。
普通のポロシャツだと襟が潰れて首回りが汚く見えてしまいがちですが、ドレスシャツと同じ襟型を採用していますので、ラペルからポロシャツの襟が出てしまうこともありません。
首回りはスッキリとして綺麗です。
続いてドレスシャツのご紹介。
今期もルカ氏の持ち生地から全てピックアップ。
さらっとご紹介していきます。
左の様な濃いめのサックスはオーダーでないとあまり出てこない色。
肌触りの良いポプリンです。
右のハケ目はヘアラインストライプの様な綺麗なサックス。
いずれも160双の上質な生地。
これからの時期には最適なコットンリネン。
コットン70%リネン30%の黄金比。
コットンが入るとシワが入りにくくなりますので、さらっとした肌触りを楽しむにはとても良い生地です。
ツイルとロイヤルオックス。
左がドレスで最も使いやすいツイル生地。
耐久性、適度な光沢感と、通年通して使いやすい生地です。
右はロイヤルオックス。
120双糸の肉厚な生地、さらっとしたドライな肌触りですので、これからの時期でも肌に張り付きにくいので快適です。
ピンオックス。
細かなオックスフォード生地ですので、スーツで着ても違和感を感じません。
手触りも滑らかなトーマスメイソンの140双糸を使用。
以上、商品紹介でした。
連休の後のなかなか仕事モードに入れない気分を、新しいドレスシャツで気分を上げてみては如何でしょう。
それではまた。
檀崎
G.Inglese CUPULI SHIRTS
こんにちは。
盛夏のアイテムで昨年入荷せず、かなりのお客様から熱いリクエストを頂いたシャツがありました。
元フィアット会長の故ジャンニ・アニェッリ氏も愛用したカプリシャツです。
今期は無事入荷と相成りました。
良かった・・。
デザインは過去のアーカイブそのままに、日本人向けにモダナイズしたジャパンフィットモデルです。
今まではリネンのみのご用意でしたが、今期はコットン素材もご用意致しました。
ではまずリネンから。
右から白・サックス・ベージュ・ブラウンの4色展開
イングレーゼ社の持ち生地を使用したリネン(麻)カプリ。
肌触りの良い柔らかなリネン素材です。
身長167センチ・体重52キロ 37サイズ着用
被りのシャツは着る時苦労するので、比較的ゆったりとしたデザインが多いですが、ギリギリまで細身にリサイズ。
着丈は裾をタックインして着ることも想定して若干長めの設定です。
襟はボタンを開けた際に綺麗なロール感の出るホリゾンタルカラー。
前たて部分は極力脱ぎ着しやすいよう、着丈の半分くらい開く設定。
前たては大体3つ釦が一般的なところ、4つ釦なのもちゃんと考えられた上での作りです。
イングレーゼ特有のふんわりとした袖付け。
ドレスシャツに比べ、ハンドの工程数は必要不可欠な場所だけに絞っておりますが、それでもハンド20工程。
シンプルなシャツではございますが、良く見れば見る程、クオリティの高さが伺えます。
リネン特有のヘザー感が清々しく、湿気の多い季節には心地良い生地感です。
続いてコットン。
コットンは3種類ご用意。
身長167センチ・体重52キロ 37サイズ着用
リネンに負けず劣らず、爽やかで涼しげな生地感をセレクト。
メッシュの織り方を縦方向に変えて、ストライプ状に表現した珍しい生地。
いかにも涼しげです。
こちらの生地のみ白とサックスの2色展開。
続いて、バスケット織り。
平織りで凹凸感のある素材ゆえ、汗をかいても身体にまとわりつきにくいのが特徴。
いわゆるドビー・クロス。
肌触りもさらっとして気持ちが良いです。
サックスというよりは、ライトネイビーに近い若干濃いめの色味。
一枚で着ても透けにくいです。
最後に変形ドビー。
メッシュのような肌触りで、軽く、ドライタッチな一枚。
比較的明るめのサックス色ですが、着ると透けることもなく、爽やか。
以上、商品紹介でした。
最後に、アニェッリ氏の着用写真が。
いつの時代も変わらない格好良さがあります。
それではまた。
檀崎
Sharon
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