端正なシャツ。
こんにちは。
寒い日が続きますね。
そろそろ冬のセール時期となり始める12月ですが、シャロンではまだまだ入荷が続きます(汗)。
今季の大物がこれから、、、、
我々は業界のペースに縛られずにいきますよ(笑)。
さて、サルトリア・ソリートのオーダー会の際に、ほんの少しだけご紹介させて頂いた、LUCA AVITABILE【ルカ・アヴィタービレ】をご紹介致します。
既にオンラインストアにも掲載しているこちらの商品ですが、Sartroia Solito 【サルトリア・ソリート】から「本当に良いシャツだから日本に紹介してほしい」と頼まれたのがきっかけ。
というのも工房が同じ建物内ということもあり、SOLITO【サルトリア・ソリート】とも親交が深く、ロンドンでは5年、NYでは2年程一緒にオーダー会を開いているカミチェリア。
ナポリらしい手縫いを駆使した作りながらも、非常にオーソドックスなバランス感で、クセの無いインターナショナルな雰囲気です。
172センチ58キロ・37サイズを着用
ス・ミズーラをベースに日本人向けにパターン修正を行なっており、動き易い肩周りです。
さらに、弊社で取り扱っているシャツの中でも、最も胴回りは絞り込んでいます。
衿型はカッタウェイですが、それほど水平ではなく、セミワイドとの中間のような形。
シャープになりすぎず、タイドアップしても綺麗な衿周りです。
カフスは先が細くなっている台形型。
カフスの大きさも釦移動して調整する方が多かったので、カフス周りはすっきりと仕上げました。
カフスの形も腕の形を考慮してつくられています。
カフスを締めたとき、手首にぴったりと馴染みます。
肩幅はそれほど大きくないため、肩のイセ込みがつぶれる様な形になります。
それゆえ、すっきりとしたクセの無い印象の肩周りに。
背面はバックヨークに多めのイセ込みと、中胴にダーツが入ります。
ヨークにイセがある場合はダーツは本来入れないのがクラシックなつくりですが、プレタポルテではダーツを開いて身幅調整することもありますので、あえて入れています。
ロンドンでのオーダー会では相当数オーダーが入ると聞きます。
サビルロウのあるイギリスでオーダー会を開き、しかも継続していくだけでも非常に難しいはず。
日本人にとっては、そそられるエピソードを持つシャツブランドですね。
是非一度袖を通してみて下さい。
それでは、また。
檀崎