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Sharon Staff

今期のLe Spade2

こんちには。

 

今回は前回に引き続き、Le Spade【レ・スパーデ】のパンツをご紹介致します。

今回はシルエット中心にご説明を。

履いた所を見ないと、どんなシルエットか解りませんよね。

商品説明にも載せてますが、SharonのLe Spade【レ・スパーデ】は従来の形とは一味違い、現代的なパターンに変更しています。

もちろん、履き心地の素晴らしさは変わりませんよ。

 

Le Spade【レ・スパーデ】

NO PLEATS TROPICAL WOOL TROUSER col.C.GRAY

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身長172センチ・体重58キロ サイズ46を着用

履いているのは2014S/Sモデルのレスパーデ。

私物です(笑)。あまりにもチャコールグレーがかっこ良かったんで、つい手を伸ばしてしまいました。。

裾幅のみ18センチから17センチに絞ってますが、他は手を加えてません。

で、このスリムなシルエット。

テーパードも効いてますし、クラシカルな印象は皆無です。

 

平らな所に置いてみました。

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アイロンワークでS字を描く様に曲げられているのが解ると思います。

膝を境に、ワタリ周辺を前側へ、ふくらはぎ周辺を後側に曲げる事で、人間の足の形に合わせているんですね。足の動きに合わせて曲げているわけですから、履き心地も当然良くなります。

ヒップの辺りはプリーツが入っているのもありますが、最も立体的に作る部分ゆえシワシワです。

 

履いてみると、

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立体的で美しいシルエットになります。

ス・ミズーラで培われた技術の結晶ですね。

裾幅18センチのパンツなんて、伝説のパンタローネ職人である故・アントニオ氏が見たら激怒するかもしれません。

しかし、モダンである事は洋服において非常に重要です。

今履きたいと思えるかの生命線ですから。

 

フロントから

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テーパードが効いています。

見づらいかもしれませんが、持ち出しがベルトループの下を通ります。

そして、存在感のある太めのベルトループ。

こういう所にも他との「違い」が出ています。

 

ヒップですが、

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最もこだわっている所がココです。

30歳過ぎるとヒップは下に垂れてくる(笑)ものですが、このパンツはヒップをグイッ!と持ち上げてくれます。

ちょっと食い込んでますよね。

マシンメイドのパンツに慣れていると違和感を感じるかもしれませんが、ここに美脚効果と動き易さを生み出す秘密が隠されています。

 

この辺を詳しくお聞きになりたい方は、店頭にてお話しします(笑)。

 

最後の方は、シルエットというより履き心地に関する内容となってしまいましたが、シルエットと切っても切りは離せない内容なので、ご愛嬌と言う事で。。

 

「今期の」とかタイトルで付けながら、去年の物履いてるよ!と突っ込まれそうです(笑)。

でもシルエットは一緒なので、問題となるのはサイズ感だけ。

今期は昨年のモデルに比べ、大きめに作られておりますので、サイズに関して不安の有る方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

それではまた!

 

檀崎

今期のLe Spade

こんにちは。

 

まだ5月だというのに、暑い日が続きますね。

 

さて、先日のVPI【ヴィ・ピー・アイ】に続き、今回はサルト物のパンツをご紹介致します。

 

Le Spade【レ・スパーデ】NO PLEATS STRETCH COTTON TROUSER

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100年の歴史を持つパンタローネ職人、モーラ家のプレタポルテラインのパンツ。

しかも今期はストレッチコットンでオーダー。

コットン製でしかもストレッチが入ったパンツを作るなんて、モーラ家の歴史上、多分初ですね(笑)。

 

プレタといっても100年の歴史ですから、これはもはや工芸品レベルですよ。。

しかも、作り込みはス・ミズーラと何ら変わりなく、とんでもない技術の詰まったパンツになっています。

 

ちなみに、昨シーズンに続きサイズ感は少し大きめになっています。

今期も大幅な修正をかけたんですけどね。。

なかなか希望通りに行かないのが、ナポリ人の良いところなんですかね(笑)。

 

Le Spade【レ・スパーデ】NO PLEATS TROPICAL WOOL  TROUSER

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昨年に引き続き、継続展開のウールトロ。

こちらも良いんです。

そもそも、ハンドを駆使したウールのスラックスなんて見つかりませんからね。

 

ではでは、細部をご紹介。

 

まずは、ベルトループ。

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太めでクラシカルな雰囲気です。

ハンドステッチも入ってますね。

 

カンヌキ止めとサイドステッチ。

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手縫い感半端無く出てますね〜。

 

 

釦ホールももちろんハンド。

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そして、モーラ家のパンツの特徴でもある、股のハンドステッチ。

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この縫い合わせこそ、今やモーラ家しか出来ない技。

負荷がかかると縫合部が広がり、窮屈さを緩和するという凄い技術です。

この履き心地、履いた人にしか解らない特別感がありますよ。

 

さて、次回はシルエットついて触れようと思います。

シルエットもSharon独自でかなり作り込んでいますので、相当履きやすいパンツに仕上がっています。

 

それではまた!

 

檀崎

Sharon Staff / シャロン スタッフ
シャロンスタッフのブログです。日々のリアルな情報や出来事をご紹介します。

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