2018

Sharon Staff

着分生地のご紹介

皆さま、はじめまして。

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私、4月よりSharonに入社致しました萓場大輔と申します。

今までオーダースーツの販売などを行って参りましたが、一念発起し、直井の下について働いております。

一早く縫いの技術を習得出来るよう励みます。

 

本日は、弊社で買い付けた着分生地をご紹介させて頂きます。

今回ご紹介致します生地は、Sartoria Sharon【サルトリア・シャロン】、Sartoria Naoi【サルトリア・ナオイ】でご注文頂けます。

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その中からいくつかご紹介させて頂きます。

 

こちらは、Martin & Sonsのフレスコです。

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ライトブラウンで少しグレーがかった色です。しっかりしたハリがあり、シワにも強いのが特長です。

フレスコというと個人的には、ネイビーやグレーといったベーシックカラーのイメージだったのですが、このような色もございます。

明るい色味ですが、落ち着いた印象があり、ビジネスにもご着用頂けるかと思います。

 

こちらは、Taylor & Lodgeのモヘヤウールです。

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色はネイビーでライトウェイトで涼感に優れております。

キッドモヘヤの混率がウールより高く、モヘヤ独特の光沢が際立ちます。

サマーウールは光沢があまりない物が比較的多いので、華やかな生地もオススメです。

 

続いて、STAND EVENのウールモヘヤです。

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ウール75%、キッドモヘ25%ですが、明るい色なので同じ混率の濃い色よりも光沢は控え目です。

ライトブラウンのウールモヘヤは、色味は柔らかいですが、モヘヤの光沢感が全体的な印象を引き締めて、ボヤけた印象にならないのが特長かと思います。ブラウン系のスーツを既にお持ちのお客様にもオススメです。

 

そして、こちらはSTAND EVENのMASTER PIECEです。

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Super150’sのウールとカシミヤの混紡です。しっとりと柔らかい肌ざわりは是非店頭でご体感頂きたいです。柔らかな生地ですが、しっかりとした打ち込みでハリもございます。

幅広のヘリンボーンは、とても使いやすいかと思います。適度な厚みでオールシーズンご着用頂けると思います。

 

最後は、WILLIAM HALSTEADのウールモヘヤツイルです。グレーとネイビーをご用意しております。

 

Col.GRAY

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Col.NAVY

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太めの綾目ですが、モヘヤ独特の光沢が加わり、よりハッキリと綾目が見てとれます。

太い綾目とモヘヤの光沢感とのバランスは独特でこちらの生地ならではかと思います。

 

この他にも秋冬用の生地などもご用意させて頂いておりますので、ぜひ店頭にてご覧くださいませ。

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最後は告知ですが、この度、4/20(金)~4/22(日)の三日間、神戸のIL Quadrifoglio 【イル・クアドリフォリオ】アトリエにてトランクショーを開催致します。

関西方面でのトランクショーは今回が初で、この機会により多くのお客様にご覧頂ければと思っております。ジャケット、スーツのサンプルはもちろんの事、数多くのバンチもご用意し、直井が店頭に立ち皆様をご案内致します。詳細はこちらをご覧下さいませ。

 

今後とも、Sharonを宜しくお願い申し上げます。

 

2018S/S Solito【ソリート】入荷

こんにちは。

 

「いつ入荷するんですか?」との問い合わせに答えて、ついに入荷してきました。

Sartoria Solito【サルトリア・ソリート】のプレタポルテライン、Solito House esculusiva per Sharon【ソリートハウス・エスクルーシヴァ・ペル・シャロン】。

 

入荷のモデルをさらっとご紹介致します。

 

Loro Piana Super 150’S Wool 3B SUIT

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ロロピアーナ社の「タスマニアン」スーパー150’Sを使用した3ツ釦シングルスーツ。

スーパー150’Sというとダメージ等気にしてしまうと思いますが、生地の滑らかなタッチに反して強度のある生地。

柔らかな着心地と上質感を感じて頂ける1着。

 

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いわゆる「紺」色の代表的な色味。

濃すぎず、薄すぎずビジネスにおいては場所を選ばない使いやすい色味です。

スーパー150’Sなので光沢感はありますが、上質さが解る光沢感ですし、自然光ではあまり気になりません。

 

H&S PinStripe Wool 3B SUIT

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名門H&S【ホーランド&シェリー】の生地を使用したグレーピンストライプ。

スーパー120’sの目付け265gくらいの軽めの合物ですので、春夏秋と3シーズンいける手堅い生地です。

実際見ると軽そうに見えません。

端正な1着。

H&Sの生地はまず既製品では出て来ませんが、オーダーにおいては非常に信頼のあるマーチャント。

特にナポリでは、どのサルトでも中心バンチとして置かれています。

サルトによってはスペシャルバンチが用意されているほどです。

 

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英国らしい派手さのない、スーパー120’Sとは思えないほどしっかりとハリコシのある生地。

長年に渡って付き合うことのできる、信頼感を感じさせます。

サルト物は、使う人によっては10年以上持ちますからね。

 

H&S Twill Wool 3B SUIT

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こちらもH&S【ホーランド&シェリー】の同じバンチからピックアップした、3ツ釦シングルスーツ。

先ほどのロロピアーナに続き、今季はネイビー無地のスーツを2型ご用意しています。

こちらは濃紺。

誠実な印象を与える1着。

 

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ピンストライプと同じ、目付け265gの合物生地。

かなりハリコシを感じるので、300g近くある様な印象を受けると思います。

 

FLESCO Wool HopSack 3B SAFARI JACKET

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春夏では定番とも言える、「フレスコ」生地を使用したサファリジャケット。

ドレッシーさとカジュアル感をミックスさせた、都会的な1着に仕上がりました。

 

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背中のアクションプリーツに加え、ポケットにもプリーツを入れた、手の込んだ作り。

サファリジャケットはソリートでも世界初の試みとなります。

もちろんビスポークでも経験が無かったようなので、ゼロベースから形を起こしてもらった完全オリジナルデザイン。

 

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ざっくりとしていながら、柔らかな生地感。

ウール100%ですが、ナチュラルなストレッチ感を感じていただける生地です。

 

最後にディスプレイ。

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SUIT/Loro Piana Super 150’S Wool 3B SUIT

SHIRT/MONTESARO BUNKER STRIPE SHIRT

TIE/Giusto Bespoke Paisley TIE

 

気になる方は是非店頭までお越し下さい。

それではまた。

 

檀崎

MONTESARO TRUNK SHOW

こんにちは。

 

今週末4/13(金)・14(土)・15(日)の3日間、モンテサーロのオーダー会を行います。

今回のオーダー会から、選べる襟型をさらに増やしました。

また、前回のオーダー会からですが、袖やヨークのいせ込みの分量も調整できる様になりました。

それゆえ、オーダーではかなり色々なバリエーションの物を仕立てることが出来ます。

 

既製品ではシャロンのいわゆるオーセンティックなモデルが並びますので、自分らしいカスタマイズがお好きな方にはとても良いイベントです。

そこで、参考までにこれまでにスタッフが作った物をご紹介いたします。

 

ドレスシャツ

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170双糸のモンテサーロバンチからピックアップ。

中々柔らかくて肌触りが気持ちいいです。

 

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背中はヨークにいせ込みが大量に入るため、かなり動きやすくなります。

また、背中にダーツが入らないのがハウススタイル。

 

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ネイビーのロンストは既製品でもあまり扱わないので、セレクトしました。

ボタンは最も高級な白蝶貝の平ボタン。

片手でも外しやすいです。

縫い方は「鳥足」が基本。

 

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ドレスシャツなので、襟は2ミリのキワステッチに。

こちらの方がドレッシーで、襟が綺麗に見えます。

 

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肩付けは、通常通り多めのいせ込みにしました。

 

ボタンダウン

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モンテサーロ持ち生地バンチから、シャンブレーの様に見えるデニムをセレクト。

 

 

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襟型は既製品では恐らく絶対出てこないであろう、ボタンダウン。

ちなみにこちらはえり先の長いロングポイントタイプ。

タイドアップの際にボタンを外して着る遊びを意識しました(笑)。

ステッチもBDなので5ミリにしてカジュアル感を。

 

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こちらの袖付けは、通常よりも少なめのいせ込み量に調整して、ナチュラルな袖付けに。

カジュアルですので、あえてセクシーに攻めなくても良いかなと。

 

カジュアル

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こちらも夏場のカジュアルを想定して、プルオーバーシャツを作りました。

いわゆる「ポロ」というモデルです。

生地は前回スペシャル展開していたカンクリーニのコットンリネン。

恐らくスタッフ全員オーダーしたであろう、超人気生地です。

 

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襟型は規制品と同じホリゾンタルカラー。

ぬけ感があるので、ボタンを開けた時に綺麗なロール感が出ます。

 

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裾の手縫いガゼット。

手縫い感満載です(笑)。

サイドスリットの長さは後ろの方が少し長くしています。

 

この他にもカフスのディテールを、ドレスでは既製品と同じ先窄み型にしたり、カジュアルでは一般的なシャツでのストレート型にしたりと遊んでいます。

全ての形を全く違う仕様に出来るのもオーダー会ならでは。

 

オーダー会において、ここまで多くの生地ブランドを選択できるところもそう多くありません。

というのも、そもそもシャツブランドは専用のバンチを用意しておりますので、どこの生地ブランドかは分からなかったりします。

そこを、モンテサーロ の場合は生地ブランドからバンチを送ってもらいますので、クオリティに偽りがありません。

それに、シクテス・ルビネリ・DJA【デイビット・ジョン・アンダーソン】共に既製品では確実に見ることはありません。

なぜなら、既製品に乗せてしまうとビスポークするのと変わらない価格帯になるからですね。

弊社では一般的ですが。

 

気になる方は、是非遊びにいらして下さい。

それではまた。

 

檀崎

 

 

Sharon Staff / シャロン スタッフ
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