JOURNAL ジャーナル

Sharon Buyer's Blog

Su Mizura Snap2

みなさん。

こんにちは。朝晩は大分気温も低くなり過ごし易くなって来ましたね。

 

今日もSu Mizuraをご紹介しますね。

前回同様、今回もSartoria Solitoです。

このスーツは、一番始めに私がSu Mizuraした物を修正してよりプレタポルテの使用に近づけた一着です。

私からしてみれば非常に思い入れがある一着で、ここからSolito house exclusive per Sharon

が出来上がりました。

この生地はLoro Pianaのヴィンテージ生地でウール×カシミアのライトブラウンフランネルの生地です。

 

dsc08817

なかなかのバランスですよね。

 

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これからもちょくちょくUPしていきますね。

それでは。

Su Mizura Snap

みなさん。

こんにちは。本当にblogの更新が出来ていなくて、、、すみません。

 

今日は、Sharonがプレタポルテを作るまでの話をしたいと思います。

まず、私が考える物作りとは。。。

自分が本当に良いと思う物しかSharonに並べたくないと言う事です。

 

その為、Sharonで現在展開している物は、全てスミズーラしています。(自分が着たいものです。)

なので、自宅は服の山になっていて、靴も小物関係も山の様にあります。

会社にも同じくらい服や靴があるので一ヶ月に1回は整理をしなければ

溢れ返ってしまうので少し大変です。

また、Sharonで展開していないsartoやブランドも全てスミズーラしています。

有名なsartoなどは勿論の事ですが、まだまだ、これからのsartoもシコタマ作りました。

それは飽くなき追求の為、自分が本当に良いと思い、

心からお客様にお勧めする事が一番大事な事だと思っているからです。

昨年は年間8回もナポリに飛び、もう行く所が無い程です。

 

何故、、、スミズーラをこれほどするのか?と言うと。。。

自分で着て、そのsartoの良い所悪い所を確認し、そのスーツを分解し

細かくパターンを形成し、そのsartoのプレタポルテ(既製品)を作るからです。

私は、sartoやメーカーが作って来たサンプルを修正するくらいでは、

何も良い物が出来ないと思っているからです。←ちょっと違うかな?

正しく言うとSharonのお客様を考えて作った物の方が数倍良い物と思っているからです。

 

ちょっと熱く語りすぎましたね。。。

 

少し話を変えますね。

実は、良くお客様にそれ何処のスーツですか?と聞かれます。

というか、、、毎回。。。

そこで、これからスミズーラした物を少しつづですが、blogで紹介しようかと思います。

 

まず、第一回目はやはり今トランクショーを開催しているSartoria Solitoにしましょう。

sartoria-solito-trunkshow

 

以下のスーツは2日前に上がって来た物で、

ヴィンテージ マーティンソンのベージュのフレスコ生地を使用したものです。

dsc08814

フレスコ生地なので、ここ何日かは少し寒いです。。。

dsc08815

 

ご覧頂きお解りになる方は素晴らしい美的センスををお持ちの方だと思います。

実は、私が今まで作って来たスミズーラの中で一番気に入っているスーツなのです。

 

何でも無い事なのですがそれがすごく難しいと私は思っていて、、、

まず全体のバランス。そしてラペル、ゴージ位置、ボタン位置、ポケットの形状

肩の付け方、角度、ホール、着心地、作りの丁寧さ。

などなど語る部分はまだまだ終わらないのですが、

何と言っても 奇をてらわない考えの中に生まれる美しさ。究極のベーシックの追求。

自然と表側に出てくる色気。

まぁとりあえず自分の中でかっこいいと思う一着です。

因にどれが一番いいとかそう言う話ではなく、Solitoの美しさはSharonの考える美しさに共鳴している

と言った所でしょうか。

 

と初回はこの辺で。

2日前から開催しているSartoria Solito、本当に沢山のお客様に御来店頂き誠に有り難うございます。

まだ、2日間ございますので、気になる方は是非お問い合わせ下さい。

それでは。

 

 

 

 

『共に歩み、共に進む。』

みなさん

こんにちは。皆さんお元気ですか?

 

今日は、『共に歩み、共に進む。』というテーマです。

ちょっとコラムぽくなるかもしれませんがお許し下さい。

 

今回何故これほどの期間NAPOLIに滞在しているかと言うと、、、。

(遊んでいる訳ではないのですよ(笑))

 

Sharonで扱っている商品の殆どが手縫いのsartoの商品なのは皆さんお分かりだと思います。

その為、NAPOLIの新しいsartoへ足を運び、ス ミズーラし商品のクオリティーの確認と

生産背景を確認する作業を毎日繰り返している訳ですが、それだけでは無いのです。

勿論、これまで行った事のないsartoや名声を勝ち取ったsartoへも行っています。

でも、そのsarto達の商品化はされていません。それは何故?

 

『私が良いと思った物しか商品化しないからです!』

 

だから全てのsartoへ行き、ス ミズーラする訳です。

自分が着て、全ての箇所を細かく確認し、良いか?悪いか?。分析します。

 

分解する時もあります!

良くないと、はじいたsartoは山の様にあります。

 

ここまで行なっている、Shopはないと自分で自負しています。

 

その為、商品化するまでとてつもないコストと時間を費やしています。

この生産性を考えたら、多分他のセレクトショップは出来ないでしょう。

 

私たちの様な小さな店だからこそ出来る事だと思います。

商品に愛情を持ち、全てのお客様に感動を与えたいと心から思っているからです。

 

その為、Pittiで展開している様な大量生産がベースとなるブランドを

開拓する意味が何処にあるのでしょうか?

その為、フィレンツェには短い時間しかいません。

勿論、シーズンの傾向などは確認したいのでフィレンツェには行きますが、1日あれば確認できます。

 

 

だからNAPOLIに長期滞在しているのです。

 

素晴らしいsartoには愛があります。いつも彼らに感動させられます。

だから、我々は手を抜きません。

 

実は、2016年春夏の商品でまだ入荷していない商品があります。。。(涙)

すいません。お待ちのお客様(涙)。

 

業界の方からしたら、『えっ!ありえないでしょ?今、何月よ?』と言われると思います。。。

でも、手を抜けないのです。待っているお客様がいるので!

 

今回はどれ程情熱を持って一つの商品を仕上げているか?が解り易い、

やり取りがあったので画像でお伝えしますね。

 

Sartoria Solitoこと、Solito houseですね。

 

いきなり、ルイジです。

これは背幅が少し大きかった為、チョークを入れて修正しています。

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全て指示書を元に修正箇所を手直しします。

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全ての箇所を両者で確認します。

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下のやり取りは新しい企画について話し合いをしている所です。

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ジェンナーロの顔つきが何か変わって来ましたね?

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ルイジに『そうじゃないよ!こうだよ!』と話してます。

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ジェンナーロ、結構熱弁してます。 ちょっとルイジへこんでる。

 

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『やり直しかなぁ。。。』

、、、と言う事で、一からやり直しになりました。。。。

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こうやって全ての事を皆の目で確認し作り上げています。

 

 

良い物と理解したとき絶対に突き詰めてやらなければ駄目だと思っています。

これからも、お客様に感動してもらうため、

『共に歩み、共に進んで行きます!』

 

 

 

それでは、良い一日を。

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