JOURNAL ジャーナル

Sharon Buyer's Blog - Sharon(シャロン)

『共に歩み、共に進む。』

みなさん

こんにちは。皆さんお元気ですか?

 

今日は、『共に歩み、共に進む。』というテーマです。

ちょっとコラムぽくなるかもしれませんがお許し下さい。

 

今回何故これほどの期間NAPOLIに滞在しているかと言うと、、、。

(遊んでいる訳ではないのですよ(笑))

 

Sharonで扱っている商品の殆どが手縫いのsartoの商品なのは皆さんお分かりだと思います。

その為、NAPOLIの新しいsartoへ足を運び、ス ミズーラし商品のクオリティーの確認と

生産背景を確認する作業を毎日繰り返している訳ですが、それだけでは無いのです。

勿論、これまで行った事のないsartoや名声を勝ち取ったsartoへも行っています。

でも、そのsarto達の商品化はされていません。それは何故?

 

『私が良いと思った物しか商品化しないからです!』

 

だから全てのsartoへ行き、ス ミズーラする訳です。

自分が着て、全ての箇所を細かく確認し、良いか?悪いか?。分析します。

 

分解する時もあります!

良くないと、はじいたsartoは山の様にあります。

 

ここまで行なっている、Shopはないと自分で自負しています。

 

その為、商品化するまでとてつもないコストと時間を費やしています。

この生産性を考えたら、多分他のセレクトショップは出来ないでしょう。

 

私たちの様な小さな店だからこそ出来る事だと思います。

商品に愛情を持ち、全てのお客様に感動を与えたいと心から思っているからです。

 

その為、Pittiで展開している様な大量生産がベースとなるブランドを

開拓する意味が何処にあるのでしょうか?

その為、フィレンツェには短い時間しかいません。

勿論、シーズンの傾向などは確認したいのでフィレンツェには行きますが、1日あれば確認できます。

 

 

だからNAPOLIに長期滞在しているのです。

 

素晴らしいsartoには愛があります。いつも彼らに感動させられます。

だから、我々は手を抜きません。

 

実は、2016年春夏の商品でまだ入荷していない商品があります。。。(涙)

すいません。お待ちのお客様(涙)。

 

業界の方からしたら、『えっ!ありえないでしょ?今、何月よ?』と言われると思います。。。

でも、手を抜けないのです。待っているお客様がいるので!

 

今回はどれ程情熱を持って一つの商品を仕上げているか?が解り易い、

やり取りがあったので画像でお伝えしますね。

 

Sartoria Solitoこと、Solito houseですね。

 

いきなり、ルイジです。

これは背幅が少し大きかった為、チョークを入れて修正しています。

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全て指示書を元に修正箇所を手直しします。

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全ての箇所を両者で確認します。

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下のやり取りは新しい企画について話し合いをしている所です。

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ジェンナーロの顔つきが何か変わって来ましたね?

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ルイジに『そうじゃないよ!こうだよ!』と話してます。

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ジェンナーロ、結構熱弁してます。 ちょっとルイジへこんでる。

 

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『やり直しかなぁ。。。』

、、、と言う事で、一からやり直しになりました。。。。

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こうやって全ての事を皆の目で確認し作り上げています。

 

 

良い物と理解したとき絶対に突き詰めてやらなければ駄目だと思っています。

これからも、お客様に感動してもらうため、

『共に歩み、共に進んで行きます!』

 

 

 

それでは、良い一日を。

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