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IL mare

Sartoria Sharon

みなさまこんにちは。

 

23日から開催されるトランクショーでご用意させて頂く生地が徐々に届いております。

今回は直井お勧めの生地をご紹介致します。

 

先ずは、この生地を覚えておりますでしょうか。

以前一度店頭にご用意していたのですが、すぐに無くなってしまった逸品です。

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ウールがベースでそこにシルクとリネンとカシミヤがブレンドされております。

色は明るめのブラウン、ウエイトは240g

適度なハリとしなやかさ間違いないです。

カジュアルジャケットはもちろんスーツにもピッタリな一着です。

 

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続いて、ウール100%のブラウン千鳥です。

ウエイトは300g

この生地はウールとは思えないくらいの柔らかさです。

スーツで仕立てて単品使いができる一着です。

 

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最後はこちら、ツイードです。色はライトブラウン

個人的に一番のお勧めかもしれません。

触った瞬間ビックリしました。ツイードとは思えない程の柔らかさです。

それもそのはず、シルクが半分以上入っているのです。

私自身初めて見ました。かなり珍しいと思います。

ツイード特有のチクチク感は全くなく、ウエイトは315gなので軽くサラッと羽織れるジャケットが仕立てらると思います。

 

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前回好評頂いておりましたコート地のブックもご用意することができました。みなさま一度触れてみて下さい。

尚、今回ご紹介しました生地3点は全て一着分のしかご用意することができませんでした。

ご検討中のみなさまお早めのご来店をお勧め致します。

 

<Sartoria Sharon>TRUNK SHOW
・開催日程:6月23日(金)~6月25日(日)12:00~20:00(最終受付19:00まで)
・開催場所:Sharon 2F
・所要時間:約1時間
・価格
SUIT:¥250,000(税別)〜
JACKET:¥195,000(税別)〜
PANTS:¥55,000(税別)〜
COAT:¥270,000(税別)〜
・納期:約2ヶ月
・仮縫い:コートのみ
・直井茂明本人による直接採寸
・事前予約制
事前にご予約を承り、お客様のお話をお伺いしながら採寸や生地選びを行わせて頂きます。
日時をお電話もしくはメールにてご連絡の上、ご来店くださいませ。
ご来店を心よりお待ち申し上げております。

お問い合わせ:Sharon(シャロン)
Tell:03-6418-5131(受付時間:12:00~20:00)
Mail:こちらから

 

直井

Sartoria Sharon

みなさんこんにちは

来る6月23日(金)24日(土)25日(日)の三日間

Sartoria Sharon Trunk Showを開催致します。

今回は春夏生地はもちろんの事、秋口から冬にかけてお召し頂ける生地をご用意する事が出来ました。

そして今回もTrunk show限定のビンテージ生地をご用意しておりますので是非ともみなさまご検討の上

お越し下さいませ。

 

では、前回のトランクショーでご注文頂きましたスプリングコートをご紹介したいと思います。

 

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コットン100%でショートコートを仕立てました。

バルカラーにし、襟を立てても綺麗に見える様仮縫いにて調整しております。

 

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少し広めのダブルステッチ、アームホールは小さめにし自然なマニカで柔らかい雰囲気にしております。

 

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もちろんホールも手縫いです。

生地の詳細については次回のブログにてご紹介したいと思いますので、今暫くお待ち下さいませ。

 

直井

GIACCONE

みなさんこんにちは。

 

今回は技術的な事を入れながら一つ作品をご紹介したいと思います。

先ずハンドメイドスーツと聞いてみなさんは何を想像するでしょうか。

ミシンを一切使っていないと思う方もいらっしゃると思います。

もちろんミシンを一切使わないで仕立てるサルトもあると思いますが、日本で活躍されているサルトの方達のほとんどがミシンを使い仕立てていると思います。

私もその中の一人です。

ミシンは使っておりますがハンドメイドという言葉に嘘はありません。

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洋服を仕立てて行く中で重要な工程はクセ取りであり、クセ取りこそが職人でなければできない工程の一つだと私は思います。

ミシンで縫った後どうクセを取り立体的にしていくか、どうシルエットを出していくかが職人の腕の見せ所ではないでしょうか。

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手縫いのスーツの特徴でもあります裏地ですが、躾で止めて行く際にゆとりをかなり入れております。

これも表を綺麗に見せる為に必要不可欠な事です。

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上襟も一枚の長方形の布をクセを取りカーブをつけて上からのせる様に形を形成していきます。

 

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私が常に考えている事は、出来るだけ柔らかく、着ているのを忘れるくらい軽く仕立てたいと思っております。

出来る限りお客様のご要望に近づけていき、その中で自分にしか出来ない事、自分にしか作れない物を表現出来ればと思います。

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今回ご紹介した仕立て方は基本的にスミズーラもサルトリアシャロンも変わりません。

一針一針職人が仕立てております。

共に店頭にサンプルがございますので、是非ともご覧にお越し下さいませ。

みなさまのご来店お待ちしております。

 

直井

Shigeaki Naoi / 直井茂明
2001年服飾専門学校卒業後、ペコラ銀座にて佐藤英明氏に師事、その後縫製工場にて水落卓宏氏に師事する。
伊勢丹にて自らのブランド「SHIGEAKI NAOI」を立ち上げる。
2015年にSharonに入社、Su mizuraやSartoria Sharonの商品企画を担当している。

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