GIACCONE
みなさんこんにちは。
今回は技術的な事を入れながら一つ作品をご紹介したいと思います。
先ずハンドメイドスーツと聞いてみなさんは何を想像するでしょうか。
ミシンを一切使っていないと思う方もいらっしゃると思います。
もちろんミシンを一切使わないで仕立てるサルトもあると思いますが、日本で活躍されているサルトの方達のほとんどがミシンを使い仕立てていると思います。
私もその中の一人です。
ミシンは使っておりますがハンドメイドという言葉に嘘はありません。
洋服を仕立てて行く中で重要な工程はクセ取りであり、クセ取りこそが職人でなければできない工程の一つだと私は思います。
ミシンで縫った後どうクセを取り立体的にしていくか、どうシルエットを出していくかが職人の腕の見せ所ではないでしょうか。
手縫いのスーツの特徴でもあります裏地ですが、躾で止めて行く際にゆとりをかなり入れております。
これも表を綺麗に見せる為に必要不可欠な事です。
上襟も一枚の長方形の布をクセを取りカーブをつけて上からのせる様に形を形成していきます。
私が常に考えている事は、出来るだけ柔らかく、着ているのを忘れるくらい軽く仕立てたいと思っております。
出来る限りお客様のご要望に近づけていき、その中で自分にしか出来ない事、自分にしか作れない物を表現出来ればと思います。
今回ご紹介した仕立て方は基本的にスミズーラもサルトリアシャロンも変わりません。
一針一針職人が仕立てております。
共に店頭にサンプルがございますので、是非ともご覧にお越し下さいませ。
みなさまのご来店お待ちしております。
直井
Sartoria Sharon
みなさんこんにちは。
これからの季節、クールビズなどでジャケットを羽織る機会が少なくなって
くるかと思います。
非常に丈夫で通気性が良く、梅雨の時期や夏場に大変重宝する生地
そうFRESCOです。
パンツはもちろんの事、スーツとしてクローゼットに入れて頂きたい一着だと思います。
一部品切れも出ておりますがまだ在庫はございます。
フレスコでご注文いただいたパンツの仮縫いです。
シワになりにくく目付けも約350gとしっかりしているので
パンツのラインも綺麗に出てきます。
sartoria sharonでございますが、常時オーダーを承っております。
私、直井自身も毎週日曜日は店頭に常駐しておりますので
気になる点などございましたらいつでもお越し下さいませ。
みなさまのご来店お待ち申し上げております。
直井
Sartoria Naoi
みなさまこんにちは。
今回は先日納品いたしましたsu mizuraスーツを
ご紹介したいと思います。
生地は以前にご紹介したFox Brothers社製 escorial 100%の
フランネルで仕立てる事になりました。
約360gのウエイトがありしっかりとした打ち込みの中にも柔らかさがあり、
肌触りはカシミヤの様な生地です。
私もこの生地を見た時、一目惚れしてしまいました。
ジャケットのディテールもシンプルに作り込みました。
アームホールも出来る限り小さくし、肩と袖により多くイセを入れ運動量を確保しております。
生地がしっかりしているので、芯を一枚だけにして柔らかく仕立てております。
背中も綺麗に吸い付いてきていると思います。
パンツはスッキリ見える様作り込んでおりますが、渡りとヒップ
廻りには十分なゆとりが入っておりますのでシルエットも綺麗なラインが作られていると思います。
今回のお客様は初めてスミズーラをご注文頂きました。
私自身、納品の時にはいつもドキドキしてしまいますが、今回無事に納品する事が出来
お客様にも大変満足いただけたと思っております。
M様、この度は有難うございました。
尚、スミズーラ、セミズーラ共にいつでもご注文は可能でございます。
生地にも数に限りがございますのでご検討中のみなさまは、お早めにご検討いただければと思います。
みなさまのお越しをお待ちしております。