2016 10月

Think elegant!

美の起源:アウトプット編

皆さま、こんにちは。
rm55です。

本日のテーマは「美の起源」のアウトプット編です。

前回は、インプットにこそ「美の起源」があるのではないか!?と言う主張をお届けしたのですが、今回は、いや、美とはアウトプットされる時に宿るものだ!と言う内容でお届けしたいと思います。

さて、本Blogの読者さまであれば、私がSharonさんにて取扱っている手縫いのアイテムに魅了され、スタイルとしても取り入れるべく、努力!?をしている様は既にお分かり頂いているかと思います。

そんな手縫いのアイテムの一番の魅力と言えば、やっぱり人の手によって縫われたことによる、独特の柔らかい風合いを挙げることが出来ます。

以前、大変興味深いお話を聞いた(のか読んだのかは失念しましたが・・・)ので、正確性は置いておいて、少しご紹介をしたいと思います。

ある服飾の学校にて「手縫いの課題」が出たそうです。

その課題には、大変技術力の高い日本人の生徒も取り組んでいたそうなのですが、講師の方がトップの出来栄えとして評価をしたのは、その日本人ではなく、外国の生徒が仕上げた作品だったそうです。

確かにその日本人の生徒が仕上げたものは、丁寧かつ、精緻な仕上げでとても美しく、次点としての評価だったようなのですが、唯一足りないものが“雰囲気”だったと言います。

丁寧かつ精緻に縫い上げること、美しく縫い上げることはとても重要な要素ですが、それはある意味ではマシン(ミシン)でも出来なくはないですよね。しかし、手縫いでしか表現出来ないことがあり、それこそ手縫いの本当の魅力なのだと、そのように解釈した記憶がございます。

また、以前Sharonさんの専属職人である直井茂明氏とお話していた際、直井氏が修業時代に、「とにかく早く縫いなさい」と言われていたと伺いました。

“意識”をして、一針一針丁寧に縫うのではなく、“無意識”下においても縫い上げられるようなスピード感で縫い上げるのだと。

人間は完全な存在ではないから、時に過ちを犯す場合がある。しかし、自然は法則の世界であるがために過りに落ちることがない。そして、そう言った法則の下に生み出された美と言うのは人間の生み出したものを超えることがある、と言うような趣旨の話をしたのは、宗教哲学者であり、民藝運動の創始者である柳宗悦です。

人間がその意識を離れて無意識化に至った時、それはある意味では自然の法則と一体となっている状況であり、その状況でアウトプットされるものには、意識下においては成しえないような、独特の風合いと美を宿すことになるのかもしれません。

美の起源はアウトプットにあり!?

なかなか興味深いお話です。エレガントさを追求したい私としましては、更に色々と突っ込んでみたいテーマの1つですね。

さて、皆さんはどのようにお考えになられますか!?

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