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Think elegant! - Sharon(シャロン)

F1ドライバーのアクセル技術と着こなし(後編):神は細部に宿る

こんにちは!
rm55です。
 
本日は、「F1ドライバーのアクセル技術と着こなし:神は細部に宿る」と言うテーマの後編をお送りしたいと思います。
 
前編では、73億人いる世界人口の中でも、F1グランプリに出場できるF1ドライバーは世界でもたった20~25人程度と言う、凄まじいほどの狭き門であることを記述致しました。
 
そして、身体能力において人類の中でもある意味トップレベルに位置するであろうF1ドライバーは、一般人が3段階位で操作するアクセルを、mm単位で踏み分け、数十段階にも及ぶ繊細なアクセルワークを駆使してF1マシンを操作していますよと。まさに、そんな細部に勝利の神が宿っているのかもしれませんね、と言うことでした。
 
個人的にはそのような話を聞いた際に、細部にこだわってアイテムを使い分ける(mm単位でアクセルを踏み分ける)と言う点で、「着こなし」にも通じるところがあるのでは!?と感じたのです。
 
例えば私の個人ブログで購入をご紹介したジ・イングレーゼのシーアイランドコットンのシャツ。コットン界の!?頂点に立つシーアイランドコットンは、シルクにも劣らない輝きとしなやかさ、心地よさで体を包み込んでくれるわけですが、このシャツのポテンシャルを十分生かすには、その生地にあった(バランスした)ジャケットやパンツを合わせる必要があると考えております。
 
私が所有するトルソーにジ・イングレーゼのシャツを着せ、その上にウォッシュのかかったジャケットを着せて撮影しますと、大きな違和感があるのです。ちょっと極端な例ですが、シーアイランドコットンのシャツに合わせるジャケットは、高番手のウールやシルク、カシミアなどの上質な素材を使っていないとアンバランスになってしまう、と感じるのです。
 
そして、これは素材だけでは無いですね。手縫いのジャケットには、やっぱり柔らかい表情を持った手縫いのシャツがあいますし、もしかしたらシャツの襟も接着芯ではなく、フラシ芯の方がよりフィットするのかもしれません。
 
更に、同じ手縫いのジャケットであっても、ダルクォーレのようにインターナショナルな雰囲気を持つジャケットと、アルフォンソ・シリカのようにいかにもナポリらしい柔らかい表情を持つジャケットでは、合わせるシャツや、ネクタイの雰囲気も変えるべきなのかもしれません。
 
もちろん柔らかいアイテムだけでまとめるだけではなく、あえて構築的なアイテムの中に柔らかい表情のアイテムを持ってくる着こなしもあるでしょう。ポイントは、そう言った細部にこだわり、自分なりの目的、意図を明確にを持ってアイテムを使い分ける、と言うことなんだと思っております。
 
F1ドライバーが、状況によってアクセルを十数段階で「踏み分ける」ように、着こなしも素材や雰囲気、また外的環境である天候やTPOにあわせ、自分なりの目的や意図を持って「着分ける」。これこそ、エレガントな着こなしに続く道なのかもしれないと今は考えております。
 
ある人が言いました。
 
「ワードローブを開けると、ネイビーのスーツがずらりと並ぶ。奥さんから、同じのばっかりね、と言われ、いやいや、全部違うんだよ。と言いながら今日のネイビーのスーツを選ぶのが、男の服の楽しみ方だ。」
 
一見同じように見えるネイビーを、その日の天候やTPO、気分、そしてその日に着用するシャツやネクタイ、靴に合わせて「着分ける」。そんなワードローブをつくりあげたいですし、そんな着こなしができる大人になりたいと思っています。

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