2015 9月

Think elegant!

イル・チェーロを知っていますかっ!?

皆さま、こんにちは。
rm55です。

本日は、私が現在最も気になっている“靴”の一つをご紹介致します。

ス・ミズーラ(ビスポーク)とは、自らの身体に合わせて、世界でたった一つしか存在しない自分だけの服や靴を誂ると言う、ファッション好きの男性にとっては究極の贅沢です。しかし、「究極の贅沢」と評するように!?、靴をス・ミズーラ(ビスポーク)しようものなら、40万円前後は最低でも必要になるという、非常に高価なもの。

もちろん、一流の職人さんとの対話を踏まえて、世界に一つしか存在しないものを、その情熱と技術で持って手作業により仕立て上げる、と言うプロセスを考えれば、そのお値段も十分納得のゆくものなのだと思います。

ただ、それでも絶対的な価格としては安くはない、いやむしろ、高い・・・。

ところが、そんなス・ミズーラ(ビスポーク)への“憧れ”を、“憧れ”だけでは終わらせないような、素晴らしいメニューがシャロンさんには存在します。それが、il cielo(イル・チェーロ)のパターン・オーダーです。

パターン・オーダーだからといって、侮るなかれ。
ベースとなる木型から手掛けるのは、名工・関信義氏の技を受け継ぐ津久井玲子氏の弟子であり、現在銀座に工房を構える丸山貴之氏。フィティングも丸山氏が行うと言いますから、その完成度の高さはパターン・オーダーの域を超えていそうですよね。

そのフォルムは、シンプルでベーシックな英国靴の印象を残しながらも、フランスのエレガントさと、イタリアの艶感をミックスしたようなオリジナルなスタイルという印象です。
イル・チェーロ001

そして、驚くべきは、そのプライス。ハンドソーンウェルト製法で9部仕立て(出し縫い以外はフルハンド)でありながらも、12万8000円(税別)と非常に現実的なのです!

言うなれば、エンツォ・ボナフェの9部仕立てならではの、あの柔らかい履き心地はそのままに、自らの足によりフィットするように調整されたものが、イル・チェーロだと言えるかもしれません。(rm55個人によるイメージです。)

もちろん使われる革も、国内で手に入る最高級レベル。
個人的には、ス・ミズーラ(ビスポーク)という男の“憧れ”への第一歩として”最適な1足”ではないか、と考えております。

Men’s EXでも取り上げられた、話題のil cielo(イル・チェーロ)。
靴のス・ミズーラ(ビスポーク)を検討されている方は是非、候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。私も、靴のス・ミズーラ(ビスポーク)に向かって、最初の階段を登る日を、現在見定めているところです。(笑)
イル・チェーロ002

il cielo(イル・チェーロ)の詳細はil cielo(イル・チェーロ)のページへ。

エレガンスはどこにある?:後編

皆さま、こんにちは。
rm55です。

本日は、前回に引き続き、ファッションとはちょっと異なる切り口で、エレガンスを考えてみたいと思います。

前編では、学生時代に就職活動をしていた私にインパクトを残した書籍として、京セラの創始者である稲盛氏が推薦した、内村鑑三の名作「代表的日本人」をご紹介致しました。そして、働くことの尊さを伝えるエピソードとして、「二宮尊徳」を取り上げていた、というところまで記載しましたね。

そもそも二宮尊徳は、農村出身であり、決して貴族のような教育や学問を納めてきたわけではありません。つまり、身分が高いわけではありませんでした。

しかし、行灯の光で勉学に励むなど、勤勉の象徴としてよく取り上げられるように、自ら学び、そしてよく働き、その才能を生かして、苦労をしながらも荒れてしまった農村を次々に立て直していったわけです。

そして、晩年はその功績が認められ、国の仕事に携わるまでになります。その際、幕府の殿様に面会した際の描写を、内村鑑三は下記のように記述しています。

「裃をつけて殿中に上がった二宮尊徳は、あたかも生まれながらの貴人の如く振る舞った。なみいる諸大名の中にあっても何の遜色もないぐらい、立ち居振る舞いといい、言動といい、どこの貴族の生まれかと思われるほど立派なものであった。」と。

つまり、農村出身で、貴族のような教育、学問を納めてはおらず、しいては華麗な服装を身につけていなかったにもかかわらず、二宮尊徳は極めて”エレガントであった”ということです。

私はこう考えています。

素晴らしい服を身につけることは、エレガントに装うための一要素でしかないのだと。日々の出来事にまじめに向き合い、努力をし、学び続ける。

そして、その結果、人間性が高められ、そこにエレガンスが宿るのだと。

今後もこの事をしっかりと肝に銘じ、内面を磨くことも怠らず、精進してまいりたいと思っております。

ちなみに、「代表的日本人」ですが、著作権が切れ、Web等でも翻訳版を公開しているWebページなどもございますので、ご興味がある方はチェックされてみてください。

エレガンスはどこにある?:前編

皆さま、こんにちは。
rm55です。

 
本日は、ファッションとはちょっと異なる切り口で、エレガンスを考えてみます。
なお、本記事は前編と後編の2部制とさせて頂きます。
 
まず、本Blogのタイトルである「Think elegant!」は、皆様とともに「大人の男のエレガンス」を考えてゆきたい!と思い名付けたことは、最初にご挨拶をさせて頂いた記事内にて記載した通りです。
 
当初は主に、Sharonさんにて扱うブランドやアイテムで、私が魅力的に感じるものをピックアップしながら、記事を書いていこうと思っておりました。ところが、マネージャのD氏より、「ファッションネタに限定することなく、好きなことを色々書いて頂いても良いですよ。」というお言葉を頂戴したのです。
 
そこで、最初の文章に返るわけです。
「ファッションとはちょっと異なる切り口で、エレガンスを考えてみます。」よと。
 
私が学生時代に就職活動をしていた時のことです。
京セラの創始者である稲盛氏が何かの雑誌(日経ビジネス!?)において、内村鑑三の「代表的日本人」という本を薦めていらっしゃいました。
 
「代表的日本人」とは、今から1世紀(100年)以上も前に、当時の先進国の人に対して、日本人を紹介する目的で執筆された内村鑑三の名作です。海外の人に日本人を紹介するわけですから当然英語で書かれており、日本で現在手に入るのは、原文を日本語に翻訳したものという、なんとも不思議な書籍でもあります。
 
稲盛氏は、その「代表的日本人」の中で「二宮尊徳」を取り上げて、働くことの尊さを述べておられたように記憶しています。10年以上も前のことなのに今でも鮮明に覚えているのは、よほど当時の私にとってインパクトが大きかったのだろうと思います。
 
エレガンスと二宮尊徳。
 
一見関係性が全くないようなものに、私が何を見出したのか。それは後編に記述したいと思います。

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