JOURNAL ジャーナル

Think elegant!

美しいということ

こんにちは!
ちょっとご無沙汰してしまいました、と言うご挨拶が枕詞のようになってしまっているrm55です。

本日は私がビジネスマンとしてリスペクトしている方からご紹介頂いた映画を見た感想!?を踏まえて、「美しいということ」と言うテーマでお送りしたいと思います。

さて、先日「海賊とよばれた男」と言う映画を見ました。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、現在は石油の精製・販売などを行っている出光興産創業者の出光佐三氏をモデルとした、放送作家であり小説家である百田尚樹氏による歴史経済小説をベースにした映画です。

ご興味のある方の為に詳細は書きませんが、戦後日本の復興のために、従業員とともに産業の元となるエネルギーである石油と言う分野で尽力した方の人生を描いております。

このお盆に少し自分の時間が取れたこともあって1人で見たのですが、お恥ずかしながら号泣しながら見ました。(ちょっと大袈裟ですが・・・笑)

「一所懸命」とは、今で言うところの「一生懸命」であり、その昔、武士が先祖伝来の所領を命がけで守ったことに由来していると言いますが、まさに戦後の焼け野原から立ちあがろうとする日本のために、その復興における血液とも言える石油を命がけで確保したと言うお話なわけです。

この映画を見てものすごく強く感じたことが個人的には2つあります。

一つ目は、「一生懸命働くことの尊さと美しさ」であり、2つ目は「今の日本を命がけで作り上げてきた諸先輩方への敬意と感謝の念」です。

私自身ビジネスマンとして日々大部分の時間を過ごしており、それなりに自身に課せられた課題や役割をこなしているつもりではあったのですが、ともすると目先の利益にとらわれていないか!?誰かの役に立つために、本気で、一生懸命仕事に取り組めているのか!?と言う課題意識を強く感じたわけです。

今は諸先輩方の努力の甲斐もあり(凄く偉そうですが・・・)、命がけで仕事をすると言う状況ではない方がほとんどだと思います。

それでも、戦中、戦後直後は命をかけて、またこの日本と言う国の為に命がけで自分の人生を捧げた方々がいらっしゃったのは事実だと思います。

自分の利益の為ではなく、誰かのために一生懸命に何かをやる抜くことは本当に尊く、美しいことである。

私は服が大好きです。いや、愛していると言っても過言ではありません。そんな私が現在惹かれている服の一つに、手縫いの服があります。

これまでは「機械ではなく、人による手縫い」と言う生産工程にこそ、「美しさの源泉がある」と言う仮説を持っていたわけですが、今回の映画を見て、少し考え方が変わったかもしれません。

それは、その商品が自分の手に届けられる間に、誰かが一生懸命に頑張っている、そう言う人の熱量が商品の(私にとっての)魅力度に影響しているのかもしれない、と。

機械か手縫いか、と言うのは1つの要素であり、それが美しさを決める要因の唯一全てではないのかもしれないと言うことですね。

ま、こんな熱い!?ことを恥ずかしげもなく書いてしまうあたりにも自分の未熟さと稚拙さを感じなくもないですが、「美しいこと」の裏側には、「人の努力」があり、「一生懸命に頑張っている人がいる」と今は考えております。

さて、皆さんが感じる「美しいこと」の裏側には、何がありますか!?

 

 

目的(理由)があるものは美しい

こんにちは!
ちょっとご無沙汰してしまいました、rm55です。

本日は、「目的(理由)があるものは美しい」と言うテーマでお送りしたいと思います。

先日、とある分野に精通していらっしゃる大学教授の方の講演を拝聴する機会があったのですが、その方が仰っていた言葉がとても印象的でした。

『私はデザイナーが作ったものは好きではないのだけれど、職人が作ったものは好き』

と、そんなお言葉でした。その理由は、

『デザイナーはデザインありきでデザインを起こす人が多いので、デザインに無理が生じることがある一方、職人はその製造・生産工程を前提としたデザインを起こすために製造技術が生かされたデザインとなり、結果的にデザインに無理がでない。』

そんな趣旨の内容だったと思います。

実際にとある日本の伝統的なモノを例にして、デザイナーが作ったものと職人が作ったものとを見比べてみたのですが、素人の私であっても「なるほど!」と理解できるくらいの“違い”がございました。

もちろん語弊のないように補足しておきますと、その教授は決してデザイナー批判をしたいわけではないですし、デザイナーの方でも製造・生産工程を熟知した上で、その生産技術を生かした無理のないデザインをされる方も存在する旨、お話されていらっしゃいました。

このお話をそのまま洋服、とりわけメンズファッションの代表的なアイテムであるスーツに当てはめて考えて良いのかどうかは分かり兼ねますが、個人的には「当てはめてみた」としてもしっくりくる気が致しました。

職人技術と言うのは一般的には1代で出来上がる物ではなく、先人の知恵と経験が詰まって、何代も引き継がれていくものですよね。そして、その技術はそうすべき理由、つまり目的があるからしっかりと後世に引き継がれているのであり、必ず意味があるわけです。

職人が起こしたデザインの裏側には、製造・生産工程における制約があり、そうなる目的や理由が必ず存在する。そして個人的には、

「目的(理由)があるものは美しい」

と思うわけであります。

先人の汗と苦労の結晶である技術的基礎の上に、その職人ならではの美意識やその方の技術的制約を踏まえて成り立っているのが、ス・ミズーラ(ビスポーク)のスーツなのではないかと思います。

私が手縫いのスーツやジャケットに惹かれる理由。それはステッチの美しさとかイセ込の量の多さとか、それこそ手縫いだからと言うよりも、もしかしたら「目的や制約の上に存在しているからこそ持ちうる美しさ」に魅力を感じているのかもしれない、そんな風に感じたのでした。

さて、皆さんはどのようにお考えになられますか!?

人に学ぶ

こんにちは!
rm55です。

少しご挨拶が遅くなってしまいましたが、明けましておめでとうございます!

本年も緩やかではございますが、本JOURNALのタイトルでもある「エレガントについて考える!」と言うことで、皆さまとともにエレガントの本質!?に迫ってまいりたいと思います。

さて、2017年最初のテーマは「人に学ぶ」。

シャロンさんでは、既に告知が出ております通り、来月頭の2月3日(金)・4日(土)・5日(日)の3日間、ナポリのサルトリアSARTORIA SOLITO<サルトリア・ソリート>のオーダー会を開催する予定です。

早くもシャロンさんに来るのは「はじめて!」と言う方をも含め、続々と日程の予約が舞い込んでいるとのことですので、今回のオーダーも前回同様にかなり盛り上がりそうです。

ところで、ソリートのオーダー会と言えば、私もその第1回オーダー会に参加させて頂き、ダブルブレステッドのスーツを1着ながら、仕立てて頂いております。今回のオーダー会では、その仮縫いがございますのでとても楽しみにしているわけですが、前回のオーダー会の際にルイジ・ソリート氏とお話させて頂いたことが今でも頭に残っています。

私の個人ブログの記事でも少し触れておりましたが、エレガントな装いにおいて最も重要なのは、素材や仕立て、着こなしと言った表層的なものではなく、それを着る「人」そのもの。つまり、人間性(内面)がとても大切だ、と言うことをルイージ氏が仰っていたわけです。

では、そのため(自分の人間性を成長させる)にはどうするのか!?と言うことなのですが、これまた「なるほどな」と言うことで、「自分がエレガントだと思う人と接することで学ぶ」と言った趣旨のお話でした。

そうです、正に“人に学ぶ”と言うことなのです。

「類は友を呼ぶ」と言うことわざがありますよね。気の合う人や似通った者同士は、自然と集まってきて仲間を作るものであると言う意味ですが、今は似通っていなくとも、憧れや、こういう人になりたい!と思う方と接し続けることで、自然と近しい思考や思想を持つようになり、その結果、振る舞いや装いと言った外見的な雰囲気も似てくるのではないかと思っています。

私は仕事上でお付き合いをする方や親しい友人の中には、残念ながら同じような服(スタイル)を好きな方がいないのですが、BlogやInstagramを始め、またSharonさんに通い続けている中で、共通の趣味、感性を持ちつつ、素敵な大人だなぁと魅力的に感じる方々と幸運にも出会う事が出来ました。

今年はそう言った方々との交流を通して、自分の人間性、内面に少しでも磨きをかけて、エレガントな大人に1歩でも近づければ!と考えております。

それでは最後になりましたが、皆さま、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2017年1月吉日
rm55

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